
加門七海さんの『江戸・TOKYO陰陽百景』を読みました。加門さんというと、『大江戸魔方陣』とか、『東京魔方陣』、『平将門魔方陣』とか、風水やオカルト関係の謎解きの本とかたくさん出していて、結構好きな作家さんです。小説も書いてるんですが、わたし的にはオカルト系の実話とか、体験記みたいな本の方が好きですね。この本では東京の不思議な名所を扱っています。構成は3部構成で、最初が「ぜひ行ってみましょう」、その次が「行ってみます?」、最後が「行くなら止めません」となっています。最初の「ぜひ行ってみましょう」では、貧乏神を祀った神社とか、変わった狛犬がある神社とかが紹介されてます。「行ってみます?」では、秋葉原が元々、火伏せの天狗を祀った秋葉神社があった場所だとか、道具街の合羽橋が、実は河童に深い縁があるということか書かれています。加門さんは妖怪の河童が大好きだそうで、きゅうりを持って河童をつかまえに行ったことがあるそうです。最後の「行くなら止めません」では、渋谷のハチ公の位置と向きが変わったから、それまでと変わって若者が集まるようになったとか、上野の国立博物館で写真を撮ると、決まって変なものが写るとか、哲学堂は作者の井上円了が、わざと空間をゆがめるような、変なものが集まるようにデザインしたものだとか書かれています。地図もついてますので、興味があればこの本を持って名所巡りをしてみてもよいかもしれません。なにか起こってもしりませんけど。加門さんは、霊的なものに縁があるようで、いろいろな体験をしています。他では「怪談徒然草」という本がおすすめですね。怖いもの好きな人にはたまらない体験を百物語のように語ってます。写真は話題に合わせて海洋堂製作の百鬼夜行の河童の載せてみました。この河童ですが、ちゃんと尻子玉を抜いて持っています。
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